500年を越えて語り継がれる木の力 ― 犬山城に学ぶ建物の“長寿”

こんにちは、設計部の木原です。
今回は「犬山城」をご紹介したいと思います。

愛知県犬山市にある「犬山城」は、現存する最古の木造天守閣として知られ、国宝にも指定されています。
築造はなんと1537年。約500年もの時を超えて、当時の姿をほぼそのままに残していることが評価され、国宝に指定されたそうです。

小高い丘の上にそびえる天守は、どの方向から見ても美しく、最上階からの眺めはまさに360度の絶景。
眼下に広がる木曽川や城下町の景色を見下ろすと、戦国時代に思いを馳せたくなるほどの迫力でした。👀

内部には築城当時からの木材が多く残っているそうで、その色合いや風合いには長い年月を経た味わいがあります。
木のぬくもり、そして時を重ねることで増す美しさ——木造建築を生業とする私たちにとって、まさに感慨深い瞬間でした。

現代の住宅では「長期優良住宅」など、長く快適に暮らすための取り組みが進んでいます。
しかし、どんなに性能の高い家でも、適切なメンテナンスを続けることこそが、建物を長く守る一番の秘訣です。

500年もの間、手入れを重ねてきた犬山城の姿は、「大切に住み継ぐ」ということの原点を教えてくれるようで。
あらためてメンテナンスの重要性を考えさせられました。

そんな“長く愛される住まい”を叶えるために、
プライムホームでは11月16日に 「秋の土地探し応援 PRIME FAIR」 を開催します。

家づくりの第一歩となる「土地探し」をテーマに、
理想の住まいを叶えるためのポイントや、プライムホーム限定の土地情報をご紹介。

「そろそろ家を建てたいけど、どんな土地がいいの？」
そんな方にぴったりのイベントです。

どうぞお楽しみに❗