2016.04.30
地震
設計の小川です。
久しぶりのブログになります。
先日、熊本をはじめ九州で大変大きな地震が発生しました。
前震からはじまり本震、余震と眠れない日々を過ごしている
被災者の方々を思うと言葉が見つかりません…。
しかし静岡県に住んでいる私たちも地震に対しては他人事ではありません。
東海地震がおきると言われ続け防災意識の高い方が多いとは思いますが、
実際に何が必要で何を準備しておけばいいのか正直分からない部分もあります。
私も防災バックは用意してありますが、
本当に大丈夫か?と言われると不安は拭えません。
家に対しても皆様はどうでしょうか?
今回の熊本の地震でも旧耐震基準の家がかなりの被害を受け、
新耐震基準はそこまでの被害を受けなかったと聞きました。
その理由の一つとして
旧耐震基準(昭和56年以前)は大まかに言うと中地震に耐えれるように
設計されていましたが大地震に対するチェックはされていなかった。
新耐震基準(昭和56年以降)は中地震に対して損傷しない事に加え、
大地震に対して倒壊しないことや、
平面と立面的にバランスよくすること等が要求されている。
それに加えて、静岡県は新耐震基準の1.25倍の耐震強度が要求されています。
やはり東海地震に備えて基準が厳しく設定されているんですね。
旧耐震基準で建てられた家でも各市町村で
無料の耐震診断を行っている事もありますので、
耐震診断を行い新耐震基準に適合するように耐震補強すれば
被害を減らす事は可能だと思います。
最後に
熊本をはじめ九州の一日でも早い復興を願わずにはいられません。